設備・技術・取り組み

設備

プリプレス

  • デジタルカメラ キヤノン EOS-5Ds
  • デジタルカメラ キヤノン EOS-5D Mark3
  • フラットベッドスキャナー 富士フイルム ラノビアクアトロ
  • 大判スキャナー グラフテック CS510
  • 非接触型スキャナ Bookeye4 V2 Professional
  • 画像最適化システム 富士フイルム C-fit
  • RIP コダック プリナジー7.0
  • CTP コダック マグナス800Q × 2台
  • 富士フイルム ワークフローシステム XMF COMPLETE

出力機

  • 富士フイルム ApeosProC650×2台
  • 富士フイルム プリモジェットXG×2台
  • エプソン SC-P9550

印刷機

  • ハイデルベルグ SM102-8P
  • ハイデルベルグ SM102-4P×2台
  • 小森 リスロン440SP
  • 富士フイルム JetPress720S
  • 富士フイルム Iridesse Production Press
  • 富士フイルム B9110 LightPublisher
  • 富士フイルム Versant 180 Press

製本加工機

  • ポーラー 115E断裁機×2台
  • ホリゾンAPC-610断裁機
  • 勝田機械 KC66 断裁機
  • 正栄機械オリスター紙折機×2台
  • ハイデルベルグ ST-100中綴機
  • ホリゾンBQ-450無線綴機
  • ホリゾンBQ-160無線綴機
  • ホリゾンPF-40L紙折機
  • トヨテック ECO 300 PUR
  • トヨテック ECO 150 PUR
  • ミタニ ミタマックス 330
  • foliant vega 530A フィルムラミネーター
  • multigraf TOUCHLINE CP375DUO&TCF375

技術

高精細印刷

印刷は、網点(あみてん)と呼ばれる小さな点の集合で、色の階調などを表現しています。その網点が、1インチ(2.54cm)の中にいくつあるかをスクリーン線数といいます。
日本の通常の印刷物では、1インチ(2.54cm)の中に網点が175個ある、175線という解像度で印刷していますが、朝日印刷では通常でも200線というやや高い解像力の印刷を行っています。
高精細印刷では、300線という更に高解像度の印刷を行いますので、網点がほとんど見えなくなり、なめらかな写真のような仕上がりになります。(600線まで実績があります。)
また、鮮やかな色再現を実現するFMスクリーン印刷、細部表現に優れたデュオトーン印刷も可能です。

これまで高精細印刷は、美術書籍や高級写真集などで使われていましたが、網点が細かく管理がシビアであることとカラーマネージメントを確立することにおいて、時間とコストがかかりました。朝日印刷では、最新の印刷システムや機器を擁し、常に高品質の情報訴求を追求し続けてきたことにより実現可能になりました。

画像処理・カラーマネージメント技術

  • スキャナー
    フラットベッドなど数種のスキャナーによる、高画質・高品質な画像に色分解します。
  • 画像処理
    デジタルカメラで入稿されたRGB画像を、適切な色変換技術により印刷用CMYK画像に変換。カラーマッチングされたモニターによって、お客様の要望される色調に補正します。不要物消去などの画像処理技術、合成技術で画像そのものの表現力を拡大します。
  • カラーマネジメント出力機
    カラーマネージメントのとれた校正出力機で印刷物に近い色再現での確認作業が可能です。

取り組み

環境への取り組み

朝日印刷では、環境問題について企業としての社会的責任を果たすべく、再生紙の使用、植物系油を使用したインクの使用、ごみのリサイクル、廃液の管理など、環境に配慮した取り組みを行っています。

  • ノンアルコール印刷
    ノンアルコール印刷とは、印刷工程で使用する湿し水にIPAを使用しない印刷のことです。
    IPAとは、イソプロピルアルコールで、揮発性を有し、気化すると大気中で有害な気体になります。高濃度の蒸気を吸引すると吐き気や頭痛などの中毒症状を引き起こす場合もあり、また、引火性も強いため安全上の問題があるといえます。
    IPAを使用しないことで、環境負荷の高い気体の発生を削減でき環境保全に貢献できます。また、オペレーターの作業環境も改善が図られます。
  • 現像廃液削減装置を設置
    現像廃液を濃縮し「蒸留再生水」と「濃縮廃液」に分離処理することにより、廃液の体積をわずか1/8にまで濃縮できる削減装置を設置。
    廃棄物(廃液)の運搬・最終処分に伴うCO2排出量およびコストの大幅な削減に取り組んでいます。
  • 植物性インキの使用
    インキの成分は主に油、顔料、樹脂の3つです。このうち油の成分は、通常、石油系(環境に悪影響を与える可能性大といわれている)のもので作られています。この部分を植物をしぼった油に代用したものが植物性インキと呼ばれるものです。
    朝日印刷では、少しでも環境に優しい印刷を目指しており、植物性インキの使用はもちろん、更に環境に優しいVOC(揮発性有機化合物)成分ゼロのインキなども使用しています。
  • その他の環境への取り組み
    [刷版行程のフルデジタル化]
    フルデジタル化により、環境負荷の高い現像液などの使用が少なくなります。
    [高精細印刷]
    微少な網点表現になるためインキの使用量が削減され、環境負荷が軽くなります。
    [資源リサイクル]
    再利用できる紙資源などは可能な限りリサイクルし、限りある資源を大切にします。

ユニバーサルデザイン・カラーユニバーサルデザイン・アクセシビリティ

  • ユニバーサルデザイン
    ユニバーサルデザインとは、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる情報の設計(デザイン)のことです。バリアフリーとも言います。
    視覚に訴える印刷物は「読みやすさ」や「伝わりやすさ」など、ユニバーサルデザインの概念を導入することが、大変重要です。例えば 自治体などでは、災害対策マップなどの制作において、確実に読める、伝わるものをつくることが大切な為、ユニバーサルデザインを施した印刷物を制作する必要があります。このような印刷物を作る際には、「小文字の i 」と「大文字の I 」と「数字の 1 」が同じ「|」の形の書体は避けるなどの配慮を行います。
    朝日印刷には、可読性、判読性を良くするためのノウハウが蓄積されており、ユニバーサルデザインに配慮した印刷物制作が可能です。
  • カラーユニバーサルデザイン
    色の感じ方が一般と異なる方のなかで一番多いのが、いわゆる色弱者です(色覚異常・色盲・色弱・色覚障害・色覚特性とも称されます)。日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では300万人以上いるとされています。
    カラーユニバーサルデザイン(CUD)とは、色を存分に使い、見た目に美しく、なおかつ一般色覚の人にも色弱者にも同じように情報が読み取れるデザインのことです。 NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)により、色弱者によるチェックが行われ、認証された場合にCUD マークが発行されます。
    カラーユニバーサルデザイン機構ホームページ
    朝日印刷はCUD認証マーク発行の印刷物作成の実績があり、多くの人に優しい印刷物作りを行うことが可能です。
  • アクセシビリティ
    アクセシビリティとは、情報やサービス、ソフトウェアなどの「利用しやすさ」のことです。
    例えば、手や腕の障害のためにマウスを使えない場合、キーボードだけで利用可能である必要がありますし、弱視や老眼の人にとってはフォントサイズや配色は容易にカスタマイズ可能でなくては見にくいことが上げられます。
    特にホームページのアクセシビリティについては、JIS規格(JIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」)が定められています。朝日印刷では、このJIS規格に基づいたホームページ制作を実現するとともにデザイン性も追求し、より高いレベルのホームページを提供していきます。

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電話:027-251-1212 ファックス:027-253-3475
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