印刷は、網点(あみてん)と呼ばれる小さな点の集合で、色の階調などを表現しています。その網点が、1インチ(2.54cm)の中にいくつあるかをスクリーン線数といいます。
日本の通常の印刷物では、1インチ(2.54cm)の中に網点が175個ある、175線という解像度で印刷していますが、朝日印刷では通常でも200線というやや高い解像力の印刷を行っています。
高精細印刷では、300線という更に高解像度の印刷を行いますので、網点がほとんど見えなくなり、なめらかな写真のような仕上がりになります。(600線まで実績があります。)
また、鮮やかな色再現を実現するFMスクリーン印刷、細部表現に優れたデュオトーン印刷も可能です。
これまで高精細印刷は、美術書籍や高級写真集などで使われていましたが、網点が細かく管理がシビアであることとカラーマネージメントを確立することにおいて、時間とコストがかかりました。朝日印刷では、最新の印刷システムや機器を擁し、常に高品質の情報訴求を追求し続けてきたことにより実現可能になりました。
朝日印刷では、環境問題について企業としての社会的責任を果たすべく、再生紙の使用、植物系油を使用したインクの使用、ごみのリサイクル、廃液の管理など、環境に配慮した取り組みを行っています。